スッキリわかるPython入門

クラウド学習環境 dokopy の使い方

dokopyとは、『スッキリわかるPython入門』の読者さまによる学習のハードルを下げる目的で、無償・非保証で提供されているクラウド学習環境です。PCやスマホのブラウザを用いて、手軽に学習を進めることができます。

dokopyにアクセスするには

WindowsやMacOSなどのPC、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン(タブレットを含む)で、以下のURLにアクセスします(InternetExplorerは利用できませんので、その他のブラウザをご利用ください)。

https://dokopy.jp

以下のような画面が表示されればアクセス成功です。

コードの実行を試すには

dokopyではアクセス直後から、サンプルコード(hello worldと画面に表示するもの)が読み込まれています。画面右下の、再生ボタンをクリックすることで実行を行うことができます。

実行結果が画面に表示されます。画面右下の「<>」ボタンをクリックすることで、再度コードエディタに戻りソースコードをみることができます。

スッキリわかるPython入門の掲載コードを読み込んで動かすには

dokopy画面左端の「本」のアイコンをクリックすると、右のようなライブラリ機能の画面に移動できます。

「一般的なサンプルプログラム」や「スッキリわかるC言語入門 第2版」などをクリックすることで展開し、読み込みたいソースコードをクリックします。

読み込んでいいか確認がなされますので、問題なければOKを押します。

読み込んだソースコードが表示されるため、前述の方法で実行を行います。

ソースコードを修正して動かすには

dokopyはセキュリティ上の理由1から、ユーザー登録がない方が作成されたコードを動作させることができません。誠にお手数ですが、dokopy用のアカウント(フレアリンクアカウント)を登録して、ログインいただくことで、コードの編集が可能になります。

アカウント登録(所要時間5分・無料)やログインの流れについては、dokopyヘルプを参照してください。

ソースコードを保存するには

dokopyには現状、ソースコードを保存する機能はありません。残しておきたいコードは、コピー&ペーストなどで、手元PCのメモ帳などに貼り付けて保存ください。

その他について

その他の詳細については、dokopyヘルプを参照ください。

参考『スッキリわかるpython入門』購入読者様むけの学習用開発環境としては、当記事で紹介するdokopyのほか、ローカルPCへのJupyterLabの導入があります。JupyterLabでは、dokopyでは動かせない一部のコードを動かすことができるなど、より幅広く本格的な開発を行うことができます。dokopyによってPythonに慣れた後、より本格的な学習に進まれる際には、JupyterLabの利用をお薦めします。

dokopyの段階的公開について

dokopyは、システム特性上、アクセス集中や悪意ある利用(セキュリティ上の攻撃)に対して、十分な配慮と調整が必要となる側面があります。運営元では、保護機構の実装や監視を行っておりますが、利用の増大によりシステムが不安定化し、快適な学習の妨げとなる恐れがあります。

そのため、現時点では主に書籍『スッキリわかるPython入門』の購入読者様にご利用を絞らせて頂き、その段階的に利用範囲を拡大していく計画です。詳細につきましては、以下の記事をご確認のうえご利用をお願いします。

dokopy運営元では、第1段階時点でのアクセス量やサーバー負荷、システムに対して行われるサイバー攻撃を分析の上、第2段階以降、快適で安全にご利用いただけるように順次展開をしてまいります。ご協力のほど、どうぞよろしくお願い致します。

  1. 匿名によるコード実行が困難な技術的背景は、こちらのブログ記事にて触れています

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