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スッキリスト秘話(1) 菅原拓真 編

2021年10月1日

こんにちは、スッキリJava著者の中山です。

スッキリわかる入門シリーズ10周年記念 編集長に隠れてこっそり副音声的にキャラ紹介スペシャル1、第一回は、「最初に生まれたスッキリキャラクター」であるこの方です。

菅原 拓真(31)
株式会社ミヤビリンク
アプリケーション技術本部
テクノロジーイノベーション部

菅原拓真の出演作品



最初に生まれた「スッキリキャラクター」

えっ... 最初に生まれたキャラクターって、ボクじゃないの?

スッキリシリーズというと「湊くん」のイメージの方もいらっしゃるかと思いますが、実は制作時、湊はかなり"難産"したキャラクターでした。会話やアプローチ、立ち位置なども断然スムーズだったのは、先生役の菅原さんです。

理由はとてもシンプルで、「当時、年間100日以上、Javaの研修登壇をやっていた自分」の経験をそのまま持ち込むことができたからです。

IT講師はみな、俗に言う「鉄板」の解説展開や講義誘導の方法を持っているのですが、それらを使いやすいようにあまりカラーをつけず、わずかに(眼鏡をかけているところなど)を中山に似せました。

ベースとなった人物は?

現在でも学び手の方によく聞かれる質問の1つです。上記の通り、キャラの論旨展開や立ち位置などは、自分の経験から持ってきたので「著者自身」と言えなくもないのですが、ただ、私自身はこのような話し方は実際にはしません。2

そういう意味で、人格・性格としてのキャラクターの源泉は著者ではありません。

実は、あまり口外してこなかったのですが、菅原さんというキャラは、私がIBMでSEをしていた時代の「とある先輩」と「とある上司」を混ぜ合わせるイメージで作成しました。

まだご存命、どころかご活躍なので、ちょっと詳細を書くとアレなのですが、上司の方は「中山の初めての上司」です。いつもにこにこ穏やかで、たぶん結構忙しいはずなんですが新人の私とかにもよく気を配ってくれて、いい報告すると「ん〜、ほんとぉ。そうなんだぁ。それはよかったねぇ〜」と謎なうなずきを繰り返して聞いてくれたりする一方、トラブルで焦って相談したり、人生に悩んで相談すると、いつも決まってにこっとわらって「ん〜、それはこまったねぇ」というこれまた謎な安定感を炸裂させる不思議な人で、これにはかなり救われました。

「初めてで右も左もわからないという人に対しても、面倒そうにしたり、突き放すこと無く、手をさしのべ、かつ、いいときも悪いときも安定している」という、菅原の性格のベースはここからきています。

なお、今回の菅原さんの「シークレット・スタンプ(No.14)」にもなっている書中語録、

「人はミスをする生き物だからね。」

は、実際にその部長の名言で。中山が、ちょっとここでは書けないぐらいの大ポカ3をやらかし、凹みながら「以後気をつけます」といったときに聞いた言葉でした。たしか、より正確には、


「人間はミスをする」んだから、気をつけても再発するし、こういうことが起きたときに、そのミスした中山を責めても解決しない。
「中山が気をつけていてもいなくても、ミスできないしくみ」を作ることが大事で、それが所属長である私の責任。

みたいなことをいわれ、若かりし中山の印象に残り、菅原の発言に繋がっています。

とはいえ、その人は部長さんで年齢が高く4、菅原先輩にするには年齢が離れすぎていたため、テクニカルに詳しく何でも答えてくれたある同僚SEの要素をまぜ、年齢を引き下げて生まれたのが菅原拓真です。

名前の由来は、「スタンド」

加えて時々尋ねられるのが、「なんで『菅原さん』なんですか?」ということ。もはや「なんであなたはロミオなの」的な世界で、回答に困ってしまいそうなものですが、実は菅原さんの名前には明確な由来があります。

この「スッキリわかるJava入門」は、私が初めて書かせていただく出版物でした。しかもJavaの入門書というのは、いい本もたくさん出ていて、無名の自分の本を手に取ってもらえるかなんて、自信もありませんでした。

そんなときは、コレ。




「神頼み。」

神頼みで菅原さんといえば、はい、みなさんご存じですね。湯島あたりだったり、大阪あたりだったり、太宰府あたりをはじめ、全国にいらっしゃる、あのお方です。大学受験のときにお知り合いになった方もきっといますよね?

実は自分、母方の実家が太宰府でして、物心つく前から毎年のように、徒歩圏内の天満宮によく遊びに行っていたんです。5

特に亡き祖父とは、ふたりでもよく散歩にいった記憶があります6。小学生の私が、お賽銭をなげ「SC-55mkIIがもらえますように!」とか叫んでいたら、「神様には○○をくださいとお願いするのではなく、○○をしますと誓うんだよ」とやさしく諭されたことをよく覚えています。

そういうわけで、たぶん神様は八百万ぐらいいらっしゃると思うんですが、中山的に幼い頃から「神頼み」といえば菅原さん、病気や災厄からオラオラムダムダと守ってくれるスタンドといえば菅原さん、迷った時に導いてくれる頼りになる人(人?)といえば菅原さんなんですね。

さいわい「学問の神様」でもあるため入門書の先生役という役柄もフィットすることもあり、この名字に決定させていただきました。
また、この本を手に取ってくださった方にスムーズな学びの道が拓けますように、と下の名前を「拓」真にもじらせていただいて、約11年前に誕生したのが「菅原拓真」という名前です。

御利益あってか、幸いスッキリわかる入門シリーズは10周年を迎えることができました。コロナが一段落したら、また梅ヶ枝餅を食べにお礼のお参りに行きたいと思います。

最後までお読みいただいた皆様へのお礼


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次回スッキリスト秘話「湊雄輔&朝香あゆみ編」は、10月8日公開予定です。

(10/8追記: 公開しました)

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