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動的Webプロジェクトの作成

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動的Webプロジェクトの作成

「ファイル」メニュー→「新規」→「動的Webプロジェクト」を選択します。

「プロジェクト名」を半角英数で入力し、「ターゲット・ランタイム」を選択し、「完了」をクリックします。

・2章の環境構築を行う場合は、プロジェクト名を「example」、ターゲット・ランタイムは「Tomcat9(Java17)」を選択してください。
・10章の環境構築を行う場合は、プロジェクト名を「dokoTsubu」、ターゲット・ランタイムは「Tomcat9(Java17)」を選択してください。

パッケージ・エクスプローラーに動的Webプロジェクトが追加されていることを確認します。クリックするとプロジェクトを開き、図のような構成になっていることを確認してください。

2種類のエクスプローラー

Eclipseには「パッケージ・エクスプローラー」と「プロジェクト・エクスプローラー」という2種類のエクスプローラーが用意されています。パッケージ・エクスプローラーはJavaアプリケーション開発に特化したエクスプローラーです。一方、プロジェクト・エクスプローラーは汎用的な用途に使用できるエクスプローラーです。エクスプローラーによって、ファイルの表示のされ方や右クリックメニューの内容などが異なるので注意してください。本書では、「パッケージ・エクスプローラー」を使用している前提で解説を行いので注意してください。ややこしくなる場合は「プロジェクト・エクスプローラー」の×印をクリックして閉じてしまってもよいでしょう。(「ウィンドウ」→「ビューの表示」→「プロジェクト・エクスプローラー」で再表示することができます)

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動的Webプロジェクトをサーバーへ追加

「サーバー」ビューを選択 → 開発に使用するサーバーを選択(※) → 右クリック →「追加および除去」を選択します。

※ 本書では、サーバーは「Tomcat9_Java17」を選択してください。

「使用可能」に表示されている作成した動的Webプロジェクトを選択し、「追加」を押して「構成済み」に移動します。

・2章の環境構築を行う場合は「example」を構成済みにしてください。
・10章の環境構築を行う場合は「dokoTsubu」を構成済みにしてください。

サーバーに追加した動的Webプロジェクトを有効にするため、サーバーを起動します。
サーバービューで使用するサーバーを選択(※)→「右クリック」→「開始」を選択します(既に起動している場合は「再開」を選択して再起動を行います)。

※ 本書では、サーバーは「Tomcat9_Java17」を選択してください。

サーバーの開始・停止・再起動の詳しい手順は「アプリケーションサーバーの開始/停止/再起動」を参照してください)

環境によってはセキュリティ警告が表示されることがあります。「プライベートネットワーク」に最低限チェックを付けて「アクセス許可する」をクリックしてください。

サーバーが「起動済み」、「コンソール」ビューに表示されているサーバーの起動メッセージにエラーが出力されていないことを確認します。

使用しないサーバーの削除

「スッキリわかるサーブレット&JSP入門 第3版」では「Tomcat9_Java17」以外のサーバーは使用しません。使用しないサーバーは残しておいて問題はありませんが、誤って使用してしまいエラーの原因となることもあります。不安な場合は、下記の手順で使用しないサーバーを削除しましょう。

  1. 使用しないサーバー(Tomcat6_Java6、Tomcat7_Java6、Tomcat7_Java7、Tomcat8_Java8、Tomcat9_Java11、Tomcat10_Java17)を右クリック
  2. 「削除」を選択
  3. 「OK」をクリック

※ 本書で使用する「Tomcat9_Java17」を削除しないように、慎重に行ってください。

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