Eclipse

H2 Databaseにデータベースを作成する

H2 Databaseに新しいデータベースを作成する手順を解説します。

step
1
データベースの新規作成


インストール後、スタートメニューに作成された「H2」から、「H2 Console(Command Line)」を実行します。

「保存済み設定」で「Generic H2(Embedded)」を選択します。

参考


H2 1.4.198 以降では、Webコンソールでサーバーモードを選んだ時は、指定したデータベースが存在しない場合は、そのデータベースの新規作成を行わず、エラーになるようになりました。そのため、ここでは一旦、Embedded(組み込み)モードを選択することで、データベースの作成をおこなっています。

「JDBC URL」には作成するデータベースの名前と場所を指定します。
「jdbc:h2:~/example」と指定した場合、ホームディレクトリ内に「example」という名前のデータベースが作成されます。もし、作成場所を絶対パスで指定したい場合は「jdbc:h2:C:/data/example」のように指定します。

「接続」をクリックすると、指定したデータベースが作成され、それに接続します。

エラーが表示された場合


「Database "<データベース>" not found, and IFEXISTS=true, so we cant auto-create it ・・・」と表示された場合、タスクバーに表示されているH2 データベースのアイコンを右クリックして「H2 Console」を選択して、もう一度やりなおしてみてください

やり直した場合にもnot found~が出て続ける場合はH2データベースのアイコンを右クリックして「Create a new database...」を選択してデータベースを作成します。Database path、Username、Passwordを入力し、Password confirmationでPasswordを再入力したら「Create」をクリックします。

step
2
サーバーモードへ変更(オプション)


上記の手順の場合、作成したデータベースを「Embeded(組み込み)モード」で使用します。

同時接続を許す「Server(サーバー)モード」で使用したい場合は、左上の「切断」をクリックしてデータベース接続を閉じて、サーバーモードで接続し直す必要があります。

「保存済み設定」で「Generic H2(Server)」を選択します。
「JDBC URL」には作成したデータベースを指定します。ホームディレクトリに作成した「example」に接続する場合、「jdbc:h2:tcp://localhost/~/example」と指定します。(組み込みモードで使用する場合は、下記の手順は必要ありません)


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