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1Pleiadesのサイトにアクセス
Pleiadesは、統合開発環境であるEclipseを日本語化するプラグインです。
ここでは、C/C++の開発環境としてのEclipse本体とPleiadesがパッケージングされたPleiades All in OneのインストールとHelloWorldの実行方法を紹介します。
MergeDoc Project http://mergedoc.sourceforge.jp/
「Pleiades All in Oneダウンロード」のEclipseバージョンごとに並んでいるアイコンをクリックすると、ダウンロード画面に遷移します。
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2Pleiadesのダウンロード
サイトから最新のPleiadesを入手します。
2019年2月現在の最新バージョンは「Eclipse 2018-12」となっています。
トップページの「Eclipse 2018-12」をクリックすると、下のような画面が表示されます。
いくつかの開発言語に対応したパッケージがありますが、ここではC/C++のFull Editionをダウンロードします。
※32bit版は2018-9で終了し、最新は64bit版のみとなっています。32bitOSをお使いの方は2018-9以前のものをお使い下さい。
ダウンロードアイコンをクリックして、zipファイルをデスクトップなどの適当なローカルフォルダに保存します。
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3Pleiadesのインストール
ダウンロードしたzipファイルを展開して保存します。
保存したzipファイルに含まれているすべてのフォルダ及びファイルを、適当なローカルフォルダに展開して保存します。
Pleiadesの動作には、zipファイルの内容すべてが必要になります。すべてのフォルダとファイルを保存したら、インストールは終了です。
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4Pleiadesの実行
インストールフォルダの「eclipse」にある「eclipse.exe」を実行し、Pleiadesを起動します。
起動直後、作成するソースコードなどのファイルを保存する場所を設定します。任意のフォルダを指定します。
[OK]をクリックすると、日本語化されたEclipseの画面が表示されます。
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5HelloWorldの作成と実行
メニューバーの「ファイル」から「新規」→「プロジェクト」を選択します。
「C/C++」から「Cプロジェクト」を選択し、「次へ」をクリックします。
「プロジェクト名」を入力し(ここではHelloWorldとしています)、「プロジェクト・タイプ」を「実行可能」→「空のプロジェクト」と選択し、「ツールチェーン」を「MinGW GCC」と選択して「完了」をクリックします。
出来上がったプロジェクトを右クリックして「新規」→「ソース・フォルダー」を選択します。
フォルダー名を入力し(ここではsrcとしています)「完了」をクリックします。
プロジェクト内に出来たフォルダを右クリックし、「新規」→「ソース・ファイル」を選択します。
「ソース・ファイル」を入力し(ここではHelloWorld.cとしています)「完了」をクリックします。
中央部にエディターが表示されるので、HelloWorldのサンプルコードを入力します。なおデフォルトでコメントが表示されるので、不要であれば削除してください。
コードを書き終えたらメニューバーの「プロジェクト」から「すべてビルド」を選択しビルドします。
ビルドが成功したら下部コンソールに完了メッセージが出てきます。コードに間違いがある場合はここにエラーメッセージが出てきます。
メニューバーの「実行」から「実行」→「ローカル C/C++ アプリケーション」を選択し、実行します。
実行結果が下部コンソールに出力されます。