Web付録

H2 Databaseでのデータベース作成

step
1
H2 Databaseの起動

H2コンソールを起動し、H2 Databaseを起動します。H2 コンソールの起動手順は、「H2 Dabaseのインストール手順」のStep2を参照してください。

  • H2 Databaseのインストール手順 <Windows用>
  • H2 Databaseのインストール手順<MacOS用>

step
2
データベースの作成

H2 コンソールの保存済み設定を「Generic H2(Embedded)」を選択します。これにより、H2 Databaseは組み込みモードとなり、JDBC URLで指定したデータベースが存在しない場合は、新規作成します(既にデータベースが存在する場合は、JDBC URLで指定したデータベースに接続します)。

JDBC URLには、作成するデータベースを指定します。例えば「jdbc:h2:file:C:/data/example」を指定した場合、「C:¥data」フォルダにあるデータベース「example」が作成されます。JDBC URLの詳細については「https://www.h2database.com/html/features.html#database_url」を確認してください。

 

・【13章 13.1.1】で使用するデータベースを作成するは、JDBC URLは「jdbc:h2:~/example」を指定してください
・【13章 13.3.1】で使用するデータベースを作成するは、JDBC URLは「jdbc:h2:~/dokoTsubu」を指定してください。
・【14章 14.2.1】で使用するデータベースを作成するは、JDBC URLは「jdbc:h2:~/sukkiriShop」を指定してください。
※ データベースがH2コンソールを操作したユーザのホームディレクトリに作成されます。

組み込みモードに変更し、JDBC URLを入力したら、「接続」をクリックします。

データベースが作成され、そのデータベースに接続した状態となります。下記の画面ではなく、エラーが表示された場合は「エラーが表示された場合」を参照してください)

データベースが作成されたことを確認できたら、左上の切断ボタンをクリックして、接続を解除します。作成したデータベースの操作方法については、「H2 Databaseの操作方法」を参照してください。

組み込み(Embedded)モードの場合、データベースに同時アクセスができないため、Javaプログラムから操作ができないトラブルが起こることがあります。そのため、本書では、データベースの操作は、サーバー(Server)モードで行います。

エラーが表示された場合

「Database "<データベース名>" not found, and IFEXISTS=true, so we cant auto-create it ・・・」等のエラーメッセージが表示された場合、H2 Databaseを終了して、再度Step1からやり直してください。

H2 Databaseの終了方法は、「H2 Dabaseのインストール手順」のStep3を参照してください。

  • H2 Databaseのインストール手順 <Windows用>
  • H2 Databaseのインストール手順<MacOS用>

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