Vagrant

Vagrantのインストール手順

重要

Vagrant 2.2.6以前では、VirtualBox 6.1系を認識せず vagrant upが失敗するというトラブルが発生します。最新のVagrantを利用するようにご注意ください。

step
1
Vagrantのサイトにアクセス


Vagrantは、仮想マシンの構築・管理・起動などを行う為のソフトウェアです。

VagrantCloudや、その他サーバ上にアップロードされたboxファイル(あらかじめ作成した仮想環境設定ファイル)から、コマンドや定義ファイルを用いて簡単に仮想環境を作成するものです。

Vagrant https://www.vagrantup.com/

画面中央の「DOWNLOAD 2.2.2」をクリックすると、ダウンロード画面に遷移します。

step
2
Vagrantのダウンロード


サイトから最新のVagrantを入手します。

2018年12月現在の最新バージョンは「2.2.2」となっています。

Download Vagrantから使用するOSに応じたリンクをクリックして、「vagrant_2.2.2_x86_64.msi」ファイルをダウンロードします。

ダウンロードしたファイルはデスクトップなどの適当なローカルフォルダに保存します。

以降は、Windows64bit版を例に解説します。

step
3
Vagrantのインストール


ダウンロードしたインストーラを実行し、Vagrantをインストールします。

msiファイルを実行すると、Setup Wizardが起動します。「Next」で次へ進みます。

ライセンス認証画面が出るので、「I accept the terms in License Agreement」にチェックを入れ、「Next」で次へ進みます。

Vagrantの保存先を決めます。特に変更の必要が無ければデフォルトのまま「Next」で次へ進みます。

インストールの実行確認画面が出たら、「Install」をクリックしてインストールを開始します。

インストールが完了したら、「Finish」をクリックしてインストーラを終了させます。

Vagrant実行前に設定を反映させる為、再起動が必要になります。

インストール後に設定を反映させる為、再起動がかかるので、特に問題が無ければここで「Yes」をクリックし、再起動をかけます。

step
4
Vagrantのインストール確認


コマンドプロンプトを開き、「vagrant --version」のコマンドを入力して実行します

「Vagrant 2.2.2」のバージョン情報が表示されていれば、インストール成功です。

動かないときは(1):仮想化支援機能が無効になっている


「vagrant up」を実行時、「VT-x is disabled in the BIOS for all CPU modes (VERR_VMX_MSR_ALL_VMX_DISABLED).」という表示がでた場合は、 vagrantが内部で使っている仮想化ソフトウェア(virtualbox等)で仮想化支援機能が利用できないことが原因です。

VirtualBoxインストール手順のstep5に従い、VT-xやAMD-Vを有効にしてください。

動かないときは(2):PowerShellのバージョンが低い


「vagrant up」を実行時、「The version of powershell currently installed on this host is less than the required minimum version.(以下略)」という表示がでた場合は、Windowsに備わるPowerShellのバージョンが低すぎることが原因です。

MicrosoftのこちらのWebページからWindows Management Framework 5.1をダウンロードしてインストールしてください。

動かないときは(3):Vagrantの不具合


Vagrant 2.2.6以前には、VirtualBox 6.1系を認識しないという問題があります。最新のVagrantをご利用ください。

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