重要
Vagrant 2.2.6以前では、VirtualBox 6.1系を認識せず vagrant upが失敗するというトラブルが発生します。最新のVagrantを利用するようにご注意ください。
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1Vagrantのサイトにアクセス
Vagrantは、仮想マシンの構築・管理・起動などを行う為のソフトウェアです。
VagrantCloudや、その他サーバ上にアップロードされたboxファイル(あらかじめ作成した仮想環境設定ファイル)から、コマンドや定義ファイルを用いて簡単に仮想環境を作成するものです。
Vagrant https://www.vagrantup.com/
画面中央、もしくは右上の「Download」をクリックすると、ダウンロード画面に遷移します。
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2Vagrantのダウンロード
サイトから最新のVagrantを入手します。
2023年12月現在の最新バージョンは「2.4.0」となっています。
Install Vagrantから使用するOS・CPUに応じたリンクをクリックします。本記事ではWindowsのインストール方法をご紹介します。
ダウンロードしたファイルはデスクトップなどの適当なローカルフォルダに保存します。
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3Vagrantのインストール
ダウンロードしたインストーラを実行し、Vagrantをインストールします。
msiファイルを実行すると、Setup Wizardが起動します。ライセンス認証画面が出るので、「I accept the terms in License Agreement」にチェックを入れ、「Install」をクリックしてインストールを開始します。
インストールが完了したら、「Finish」をクリックしてインストーラを終了させます。
Vagrant実行前に設定を反映させる為、再起動が必要になります。
インストール後に設定を反映させる為、再起動がかかるので、特に問題が無ければここで「Yes」をクリックし、再起動をかけます。
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4Vagrantのインストール確認
コマンドプロンプトを開き、「vagrant --version」のコマンドを入力して実行します
「Vagrant 2.4.0」のバージョン情報が表示されていれば、インストール成功です。
動かないときは(1):仮想化支援機能が無効になっている
「vagrant up」を実行時、「VT-x is disabled in the BIOS for all CPU modes (VERR_VMX_MSR_ALL_VMX_DISABLED).」という表示がでた場合は、 vagrantが内部で使っている仮想化ソフトウェア(virtualbox等)で仮想化支援機能が利用できないことが原因です。
VirtualBoxインストール手順のstep5に従い、VT-xやAMD-Vを有効にしてください。
動かないときは(2):PowerShellのバージョンが低い
「vagrant up」を実行時、「The version of powershell currently installed on this host is less than the required minimum version.(以下略)」という表示がでた場合は、Windowsに備わるPowerShellのバージョンが低すぎることが原因です。
MicrosoftのこちらのWebページからWindows Management Framework 5.1をダウンロードしてインストールしてください。
動かないときは(3):Vagrantの不具合
Vagrant 2.2.6以前には、VirtualBox 6.1系を認識しないという問題があります。最新のVagrantをご利用ください。