参考
2023年12月現在、Eclipse Adoptium(AdoptOpenJDKの後継)がリリースするOpenJDKの最新バージョンは21 LTS(Long Term Support:長期サポート)版となります。
また本記事ではWindows64bit版のインストール手順を紹介しています。32bit版のWindowsをお使いの方はダウンロードするインストーラに注意してください。
ご利用のWindowsが64bit版なのか32bit版なのか不明な場合には、こちらの記事を参照して確認ください。
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1Adoptiumのサイトにアクセス&Temurinのダウンロード
JDK(Java Development Kit)は、Javaによるアプリケーション開発に必要なソフトウェアパッケージです。 OpenJDKはさまざまなコミュニティから提供されていますが、ここではJava開発コミュニティの中のEclipse TemurinによるJDKの導入手順を紹介します。
JDKを公開しているAdoptOpenJDKのWebサイト(英語)にアクセスします。
Adoption : https://adoptium.net
Topページにアクセスすると、「Latest LTS Release」のボタンがあります。こちらは最新のJDKのダウンロードリンクになっています。(※ボタンにあるバージョン表記に注意してください)
すぐ下の「Other platforms and versions」のボタンから、バージョンを指定したJDKをダウンロードするページに移動することもできます。
バージョン指定をする際は、ダウンロードページの上部にあるドロップダウンボックスで、画像のような指定のバージョンを選択してダウンロードリンクを表示し、「.msi」のボタンをクリックしてインストーラをダウンロードします。
ダウンロードボタンをクリックすると、ページが移動して自動的にダウンロードが開始されますが、開始されない場合はページ内の「click here」のリンクをクリックしてダウンロードしてください。
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2JDKをインストールする
ダウンロードしたmsiファイルをダブルクリックするとインストーラが起動します。
インストールウィザードが始まりますので、画面にしたがって進めてください。「次へ」をクリックするとインストールが始まります。
カスタムセットアップとしてインストール先の変更が可能です。インストール先に問題が無ければ「次へ」をクリックします。
準備ができたら「インストール」をクリックしてインストールを開始します。
しばらくするとインストールが完了するので、「完了」を押してください。
以上でJDKのインストールは完了です。
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3セットアップを確認する
最後に、JDKが正しく導入されたかを確認します。
コマンドラインプロンプト画面を起動し、次の2つのコマンドを1つずつ入力します。
(コマンドラインプロンプトの使い方はこちらの記事で紹介しています)
java -version
javac -version
いずれも、インストールしたバージョン番号("21.0.1"など)が正しく表示されることを確認してください。
インストールの確認にはコマンドプロンプトにコマンドを入力して確認します。コマンドプロンプトの開き方はこちらをご覧ください。
注意
上記コマンドを入力する際「java」と「-version」の間に半角スペースが入っていることを確認してください。「javac」コマンドも同様に「-version」の間に半角スペースが入ります。
以上でJDKのインストールは終了です。