参考
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1H2のサイトにアクセス
H2 http://www.h2database.com/html/main.html
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2H2 Database Engineのダウンロード
サイトから最新のH2 Database Engineを入手します。
トップページの「Download」のかこみに記載されている「Windows Installer」のリンクをクリックし、インストーラ(exeファイル)をデスクトップなどの適当な場所に保存します。
または、サイトの左にあるメニューの「Download」をクリックすると、ダウンロードページに移動できます。
最新バージョンの「Windows Installer」をクリックし、インストーラ(exeファイル)を適当な場所に保存します。2023年12月現在の最新バージョンは2.2.224となっています。
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3H2 Database Engineのインストール
インストーラを実行すると、セットアップが始まります。ショートカットの作成など画面に従ってインストールを進めてください。
インストールが終了すると下のような画面が表示されます。
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4H2 Consoleの起動
インストール後、スタートメニューに作成された「H2」から、「H2 Console」を実行します。
「H2 Console」を使用して、データベースに接続して操作することができます。
この画面のデフォルトは英語表記ですが、画面上部のプルダウンメニューで日本語を選択することもできます。
初期設定の接続情報が表示されますので、必要に応じて変更します。
「保存済み設定」でH2 Databaseのモード を選択します。「Generic H2(Embedded)」は組み込みモード、「Generic(H2 Server)」はサーバーモードになります。同時アクセスが可能にする場合はサーバーモードを選択します。
「JDBC URL」には、H2 Consoleで接続して操作するデータベースを指定します。例えばサーバーモードの場合、「jdbc:h2:tcp://localhost/~/example」と指定すると、ホームディレクトリにある「example」という名前のデータベースに接続します。また、組み込みモードの場合、「jdbc:h2:file:C:/data/example」と指定すると「C:¥data」フォルダにあるデータベース「example」に接続します(Windowsのみ)。JDBC URLの詳細については「https://www.h2database.com/html/features.html#database_url」を確認してください。
指定した場所にデータベースが存在しない場合は、データベースが新しく作成されます(※ H2のバージョンによっては作成されずエラーとなることがあります。詳しくは「エラーが表示された場合」を参照してください)
なお「JDBC URL」は、Javaなどのプログラムからデータベースへ接続する際にも、プログラムから指定する必要があります。
入力が終了したら、「接続」ボタンをクリックしてデータベースへ接続します。接続情報は「保存」ボタンで保存しておくこともできます。
エラーが表示された場合
「Database "<データベース>" not found, and IFEXISTS=true, so we cant auto-create it ・・・」と表示された場合、指定したデータベースを作成できずエラーとなっている可能性が高いです。
H2 1.4.198 以降では、Webコンソールでサーバーモードを選んだ時は、指定したデータベースが存在しない場合は、新しいデータベースは作成されなくなりました。上記のエラーが表示される場合は、こちらの記事を参考にして、データベースの作成を先に行ってください。
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5SQLの実行
接続直後の画面です(日本語表記)。
画面上部のテキストボックスにSQL文を入力し、「実行ボタン」(画面上部の緑の三角の丸ボタン)で実行します。この例では、ID、NAMEの2つの列を持つSAMPLEテーブルを作成しています。